北海道立釧路芸術館

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24年度新収蔵作品の寄贈者に感謝状を贈呈


釧路芸術館では、平成10年の開館以来、
映像芸術、自然と芸術、地域と芸術の3つを柱に作品の収集を行ってきました。
平成24年度は、鶴居村在住のガラス彫刻家・嶋崎誠の彫刻作品1点と
釧路出身の動物写真家・岩合徳光の写真作品5点の計6点を3月末日付けで収集しました。

いずれも受贈作品で、嶋崎誠作品は作者の義理の母、小野寺はつゑさんから、
岩合徳光作品は作者の長男で動物写真家の岩合光昭さんから寄付の申込みがあったものです。
先週の金曜日(5/10)、寄贈者への感謝状の贈呈式が行われました。
見出しの写真はその時の様子。
小野寺さんの代理で出席された嶋崎誠、まゆみ夫妻に狩野眞館長から感謝状が手渡されました。


寄贈された嶋崎誠作品。ヒスイ色を放つガラスの彫刻作品です。

この作品を含め、新収蔵作品6点は以下のとおりです。
1 嶋崎誠《縄文のベクトル》2002年作、ガラス、高さ68.0cm
2 岩合徳光《グラビア「仕事部屋の武者小路実篤」ほか》1951~63年作、写真、8点組
3 岩合徳光《カメラ動物記「タツノオトシゴの誕生」ほか》1950年代作、写真、11点組
4 岩合徳光《日本の野生「チュウサギ」ほか》1962~90年作、写真、28点組
5 岩合徳光《日本の野生・北海道「タンチョウ」ほか》1962~70年頃、写真、13点組
6 岩合徳光《野生の鼓動「オーストラリア・シロカツオドリ」ほか》1965~1990年作、写真、17点組


こちらは岩合徳光の「タツノオトシゴの誕生」

岩合作品はいずれも昨年当館で開催された「地球どうぶつ写真展」に出品された作品です。
この展覧会の開催を機に、組作品総数77点におよぶ寄贈の申し出があり、
現在開催中の「18人の写真表現」展でもそのうちの10点が展示されています。
動物写真のパイオニアの一人として活躍した岩合徳光の写真世界を
他の写真家の表現と見比べながらぜひご覧ください。

当館の所蔵作品は今回の受け入れによりその総数は113点となりました。
組作品の員数で数えると、593点の作品が収蔵庫で大切に保管されています。
分野別の内訳は、
油彩35点、日本画12点、水彩素描5件11点、版画14件17点、彫塑立体15点、写真32件503点です。

当館では、博物館活動の基礎となる作品の収集を今後も継続し、
その更なる充実と保存・活用を進めていきます。

投稿者 T.H.