「猫まみれ展」ワンポイント解説⑥

小林清親〈猫と提灯〉1877年
〈猫に鈴をつけたのは誰?〉
江戸から明治にかけての浮世絵などに登場する猫の多く
に鈴がつけられているのにお気づきでしょうか?イソッ
プ寓話に「ネズミの相談」(ネズミたちが猫に鈴をつけ
れば安心だと名案を思いついたものの、誰もその役を買
って出る者がいなかった)という話がありますが、これ
では、猫のほうから自分の存在を知らせているようなも
のです。猫に鈴をつけるようになったのは、この寓話の
影響だとも、またペットとして愛玩する風潮が広まり、
飼い猫がどこにいるかを知るためだったともいわれます。
投稿者:T.M.