北海道立釧路芸術館

北海道立釧路芸術館のブログです。北海道釧路からさまざまな情報をお届けします。

大人の家庭科&お気楽アート教室はじまりました。

今年も始まりました。「大人の家庭科&お気楽アート教室」!!

昨日(6/12)の第一回目は「はじめてのアイヌ刺繍」です。
はじめに、講師の桃井芳子先生(アイヌ文化活動アドバイザー)
アイヌ刺繍についての簡単な説明を受けて、
いよいよ刺繍の開始です。



まず、先生が用意してくださった6種類の文様の中から
好きなものを選んで布にチャコペーパーを使って写し取ります。
つぎに、先生がご自分でいろいろな材料(草花など)を使い
染めた糸(刺し子糸)から自分の好きな色を選んで、
写し取った線に沿ってオホ(チェーンステッチ)で刺繍をしていくのですが、
アイヌ刺繍にとって大事な魔除けのキラウ(神の棘)をはじめに刺していきます。
刺繍は、キラウから始まり、キラウで終わります。



はじめて刺繍をする方や久しぶりに刺すという方々が多かったのですが、
先生の指導でどんどん文様が出来上がっていきました。
刺繍が終わったらコースターの土台の布へ刺繍を施した布を縦纏りで縫い付けていきますが、
この時も角の部分にはキラウ(神の棘)を忘れてはいけません。
魔物は角から入って来るとの言い伝えによるもので、
赤い糸で縫い付けるのが魔除けに良いとのことでした。



参加された方々がそれぞれの文様で、それぞれの糸で刺したアイヌ刺繍は、
どれもきれいで素敵にできあがりました。



ひとつ、先生がふと漏らした
「和人(日本人)は、こだわりすぎる!」
アイヌの方に言われたとの言葉が印象的で、
私たちは形や規則にしばられ過ぎていて感覚を忘れている、
だから刺繍も少し崩れていても味(心)があって良いんだよ。
その言葉に励まされ最後まで一つの作品を完成させられた気がしました。
とても楽しい時間でした。

次回、6月19日(水)は「はじめてのアロマ石鹸」です。
こちらも満員(午前・午後各15名)になっております。
今から応募される方は、キャンセル待ちになりますのでご了承ください。

投稿者:K.C.